占いの館では易を扱っている占い師も多く見かけるようになりました。
易とは、占いの要素もありながら、東洋医学、心理学、思想、数学などにも応用されている多様な種類の占術です。
占いの中では、手相・人相・気学・家相・墓相・印相・四柱推命・姓名判断・干支術にも易の考え方が取り入れられており、運命を司る占いの中心的で基本的なものだと言われています。
占いと言うとどうしてもタロットや霊感占いなどの方が現在はポピュラーになってしまいましたが、易占は前述した占術の他にも、東洋医学では、鍼灸や漢方薬、心理学ではユングやアーノルド・ミンデル(プロセス指向心理学)が易に注目し、研究を進めていることでも知られています。
易占の歴史は中国古代より伝わったと言われており、その歴史は古く起源は正確には分かっていません。
ですが、さまざまなことを占う事が出来るために、その応用範囲は広く用いられているそうです。
生年月日を必要とする占術が人生を占うもので、今目の前にあることに対する対処法を示すものがタロット占いだとしたら、易占は、それらのすべてを占う事が出来るものだと言えるでしょう。
一般的には、運勢や、人間関係、仕事や恋愛、金運、健康運、失くし物など、ありとあらゆる事柄に対して占うことができるそうです。
易占の仕組みは大変細かく、太極と言う全てを表現する状態から陰陽に分かれ、八卦に分かれるそうです。
多数の条件を組み合わせて八卦を上下組み合わせた六十四卦というものを基本として読み解く占術です。
大変繊細なために、その的中率もかなりのものがあるそうです。
大きな事から些細な事まで占う事が出来るために、占いの館では大変人気になることがあるそうです。
また、時には行列となったり、待ち時間が何時間もかかったりすることがあるそうです。
それでも易占の効果は大変有効なものが多く、占いの館に易占の占い師がいる場合にはかなりの人気になるそうです。